家でネズミが出ました。
姿を見ることはなかったけれど、毎晩「カサカサ」と音がしました。
出入りしているであろう穴は1階にありました。
フンをたどると4階まであります。
初めて見るネズミのフン。チョコベビーとまったく同じ形状のため、フンだと思わなかった私は手でとり、臭いを嗅いでしまいました。幸い、時間が経っていたのか無臭でしたが、のちに家の人に尋ね、フンであることが分かりました。
彼らは、袋を噛んで中身を食べる能力があります。
4階の廊下に置いてあった、小分けにされたプロテインとアミノ酸も被害に。
姿をみることはなかったけれど、巨大になり、きっとムキムキのマッチョになっていたのに違いないです。
一番の好みは、タイのお土産だったココナッツの硬いクッキーでした。
あれは、3袋分の包装が見つかりました。4つめは、段ボールで視覚になった角に隠されていました。
もともとは棚にあったものです。
彼らは、身体だけでなく、頭もいいんだと感心しました。
しかし、駆除をするにも方法がわかりません。
市町村に電話をして、状況を説明しました。
すると、「ネズミ捕りをお渡しします」とのことでした。
窓口に取りに行くと、本のように折りたたまれていて、A4サイズほどのものでした。
段ボール紙で、内側には粘着テープ。
一度付いたら、ネバネバして、指にまとわりつく粘着力。
これを、いくつか床に敷き詰めると捕獲できるとのことでした。
仕掛けをして3日後。
おとりにした菓子パンの位置は動いているのに、本人を捕獲することはできません。
ふと、捕獲後のことを考えました。
ネズミは毛も生えていて、ペットのような感覚があります。
どうやって逃がすのだろう。。。
先ほどの市町村に電話をしました。すると職員は、
「閉じていただいて、燃える日に出していただいて結構です」
とのことでした。
なんか悲しい。。。
捕まってほしいけど、捕まってほしくない。
仕掛けをして、半年が経ちますがまだ、捕獲できていません。
被害もなくなったことから、賢い彼らは、住む家を変えたのだと思います。

こんな光景を見ないで済みました。
めでたし。めでたし。