学校や職場など、それぞれグループがありますよね。
これまで、ずっと私は嫌われていると感じていました。
他のグループのAさんや、Bくん。
学校の先生のCさん。
今、自分の近くにいる仲の良い人以外とも仲良くなりたいと思い、
話しかけたり、優しくしたりしました。
それでも私は、いつまでたっても蚊帳の外。
仲間に入れてくれることもありませんでした。
近くにいる友達は大事だけれど、憧れの人や、ずっと気になっていた人と話してみたいと思う気持ちもありました。
社会人になっても、やはり同じ現象がありました。
人間だから性格が合う人、合わない人、それぞれあることは知っていたけれど、
もっと目に見えない何かがあると感じていました。
異性のタイプでも、顔の形や髪質など、自然と好みの容姿がはっきりしてくることもあります。
同じ仕事、同じ作業をしても無条件に受け入れられる人と、まったく距離が縮まらない人。
すごく不思議に思いました。受け入れてもらえない時には、悔しさや怒りもこみ上げてきました。
容姿やコミュニケーション能力、仕草、言葉遣い、それら以外の何かがあると思います。
それの一番分かりやすいのが、イヌの犬種だと考えました。
ペットを飼っている人なら、共感されるかもしれませんが、
柴犬が好き(もしくは買っている人)にとって、他の犬種は好き・かわいい度は別格なんです。
いくらチワワやパグが自分のところにすり寄ってきたとしても、柴犬ほどかわいいとは思えないんです。イヌとしてかわいい。毛並みがよくてかわいい。という感情は持ちます。
それでも、柴犬がダントツで可愛いと思ってしまいます。
人間でも同じ。
出身や国にかかわらず、気が合う人、仲良くなれる人っていますよね。
これをフィーリングというのかもしれませんが、フィーリングが合うというのは、
同じ種類に属している、もしくは近くに属しているということ。
これを血液型で分ける人もいれば、性別や容姿で分ける人もいます。
もしくは、占いや前世などで把握し分けるのかもしれません。
人間関係で悩んだ時には、犬種で考えればいいです。
※注意することは、「嫌い」という負の感情を持たないこと。
「イヌが好き」という感情のまま、犬種に例えて周りの人間を観察してみてください。
例)
AくんとBさんは初めから仲がいい →なんで?→ きっと同じチワワなんだ
私とCさんは気が合わない、話が合わない →なんで?→ きっと私は柴犬。相手はピンシャーだからだ。
私とDさんはとても話があう →なんで?→ きっと同じ柴犬なんだ。
こんな風に考えると、人間関係の悩みが軽くなると思います。
仲がいい人や、自分が輪に入れないことに対しての、悲しみや怒りもなくなります。
職場全体が、パグとハスキーしかいない場所だってあります。
そしたら、職場以外で柴犬さんと仲良くなればいいんです。
この考えに詰まったら、自分で犬種も増やせばいいし、雑種だって存在させていいんです。