◇岡田将生  舞台× 峯田和伸◇

岡田将生鑑賞

「物語なき、この世界。」という舞台を鑑賞してきました。以下ネタバレも含みます。

ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」を見て、人生に一度は生で見てみたいと思い、チケットを取りました。人生で、直接見られるのは、対象の人が表舞台に立ち続けている間であると思います。
舞台もスポーツもミュージカルも、有限であると認識しながら興味があるものは、直接見に行くことにしています。

内容は、岡田さんと峯田さんがかつての同級生で、久しぶりの再会。脇役という認識で人生を過ごしていた2人だったが、主役となれる事件が起こる。内田理央さんは岡田さんの彼女。
幕が上がると、岡田将生が歩いてきました。長身で、小顔。前髪で瞳がよく見えませんでしたが、スタイルが良いことがすぐに分かります。喫煙シーンもあり、会場内はタバコの臭いと煙に包まれていました。

彼を目で追っていると、開幕10分で、風俗嬢が上半身を脱ぎ、岡田さんの上にまたがるシーンになりました。はっきりと彼を見つめる間もなく衝撃的なシーンになり、やや戸惑いました。
その後も、岡田さんと風俗嬢が絡むシーンがありました。暗闇だったり、後ろ向きだったりなど、観客からは見えない角度になっていましたが、行為の音と共にベッドシーンでは岡田さんの上半身と足先は見えていました。とても色白でした。
峯田さんについては、石原さとみのドラマに出るまで知りませんでした。周りの知り合いは、銀杏Boysは当たり前に認知していたので、私の認知の範囲が狭いことを自覚…。
劇内では、ギターで演奏しながら一人で歌うシーンも2回ほどありました。

休憩を挟んだ2部構成でしたが、充実した時間になりました。チケットを取る際、舞台の内容が書かれた公式HPでは詳細がイメージしにくかったのですが、びっくり箱のようなものが舞台であると感じました。映画やドラマとは別の期待があると思いました。

これまでイケメンな岡田さんが「ナルシスとのイケメンキャラ」ではなくて、かっこいいことを自覚しながらも主役や王子様役でないことが魅力的でした。オトメンや、イケメンパラダイス。
過去に闇を抱えていたり、現実に生きる人の人生と似ているような役柄も多く、とても親近感がありました。宇宙兄弟や重力ピエロなど。ハルフウェイでは、ほとんどがアドリブだったと知り、北乃きいちゃんが当時好きだったことから、岡田将生を知り、彼が出ている作品などは見るようになりました。

 何かを鑑賞する度に思うことではありますが、岡田将生についてもCMでも毎日見ていますが、それは彼の一部であるということ。俳優や女優は演技をするのが仕事ですが、一般人が見ている部分はごく一部で、見せている側もその人の一部分だけなんだと感じました。直接見ないと、得られないものが多いと思っています。特にスポーツは、現役を引退してしまっては選手として観ることができなくなってしまいます。だから「興味があるものは、直接自分の目で見て、感じること」をモットーに鑑賞系にはお金を惜しまずに使いたいと思います。

物語なき、この世界。

また、舞台などがあれば行きたいと思います 。

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